そして朝日の中 蝶は飛ぶ。 「P2」5巻

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バットから血が……。

先日打ち切られてしまった「P2」。本当に悲しいことです……。
悲しみにも負けず、5巻のレビューをしたいと思います。


5巻の見どころは、ヒロムの覚醒シーンです。
ヒロムは前園と戦うのですが、過去の出来事から本来の力を発揮できないでいました。
前園は言います。
「てめえの基本は萎縮。何に対してもまずビビる。諦め悪いし逃げねェのも知ってる。
だけどなあ
心が最初から逃げてんだよ。そんな奴に何ができる。
何でわざわざ卓球始めた? せっかく少年野球追い出してやったのによ!!
てめェは美術室に引き籠ってりゃいいんだ。二度とみじめな思いをしないように」


その言葉で、ヒロムの中の何かが、緩やかに変化します。
それはまるで、蝶の羽化のように。
そこから本来の力を取り戻していくヒロム。点差が開かなくなっていきます。
「夜はいずれ明けるもんだ」蒔絵が言いました。

ヒロムは思います。
今でもあの時のまま?
何も変わっていない?
人は変わらない?


変われる気がした


うしろめたかった
自分が嫌いでみじめだった
今は
少しだけ自分を好きになれるかもしれない
強くなったって胸をはりたい



乙女が言います
「羽化したばっかの蝶の翅ってさ。触っちゃ駄目なんだってさ。
触れば翅は真ッ直ぐ伸びずいびつになる。黙ってみてるしかないんだって」






小さな心臓が送り出す血液が よれた翅に力を与える




反撃を始めるヒロム。
「何だァ? 急に目の色を変えやがって。気にいらねェ。気にいらねェぞ。
俺はお前のそんな目を知らねェ



ヒロムのスマッシュが入る。
「ゲームトゥ藍川!!」
巻き起こる歓声。目を閉じる乙女。




そして朝日の中 蝶は飛ぶ


P2!-let’s Play Pingpong! 5 (5) (ジャンプコミックス)P2!-let’s Play Pingpong! 5 (5) (ジャンプコミックス)
(2007/12/04)
江尻 立真

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ToLoveるがTBSでアニメ化ですか。おめでとうございます。
あの……P2ももしよろしければ……

テーマ : P2!-let’s Play Pingpong! - ジャンル : アニメ・コミック

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